2007年06月21日

更年期障害の症状

更年期障害の症状の表れ方は個人差がとても大きく、まったく更年期障害の自覚症状がないまま閉経を迎える人もいれば、更年期障害の症状が重くて治療を必要とする人もいます。

このように症状の表れ方に大きな個人差を生む要因は、3つあります。

まずは女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量の低下がゆるやかか急激に起こってくるかの差です。また、卵巣をはじめ各器官がこのような女性ホルモンの変調に対して適応する能力にも差があります。

次にメンタルな面です。性格的にきまじめな方人、ストレスへの対応が弱い方は、更年期障害の症状が重くなりやすいのです。自律神経が失調気味の方も症状を悪化させやすくなります。

最期に環境の大きな変化です。これもメンタルなストレスといえますが、更年期を迎える時期というのは、人生においても大きなターニングポイントであり、こどもの独立や親の介護や死去、夫の定年などさまざまな人間関係が大きく変動し、このことが契機となって落ち込み、更年期障害を益々重くしてしまう方もおられます。

それでは更年期障害の具体的な症状を見ていきましょう。


月経異常


これが最初に現れる更年期障害の兆候です。一般的には40代で症状が出ますが、最近はもっと若い方でも発症します。
月経周期が25日以下と短くなり、月経と月経の間に不正出血が認められ、なかなか出血が止まらないこともあります。その後、今度は逆に周期がだんだん長くなり、閉経に至ります。一般には1年以上月経がなければ、閉経と判断します。

自律神経失調症状


女性ホルモンが減少すると、自律神経に乱れが生じやすくなります。このような状態での典型的な症状が、のぼせと発汗異常(気温と関係なく汗が出る)です。ときには動悸やめまい、脈の乱れを伴うこともあります。手足の冷えや耳鳴り、ほてり、冷え、不眠、頭痛、肩こり、腰痛、倦怠感、頻尿、膣炎、膀胱炎、性交痛なども多い症状です。

精神症状


これも自律神経の不調が引き金となるのですが、更年期障害の症状のために益々ライラしたり、クヨクヨしたり、気分が落ち込んでうつ状態になるなどの精神症状も更年期に現れやすい症状です。最近になって認知症と女性ホルモンとの関係も解明されつつあります。放置すると怖い症状です。

動脈硬化、脳血管障害


女性ホルモンが分泌されている間、女性の血中コレステロール値は低く抑えられます。ところが、閉経とともにコレステロール値が急上昇するのです。このことが引き金となり、40代以降の女性に動脈硬化や心筋梗塞、脳血管障害が急増します。物忘れ、記憶力の減退、認知障害などへとつながります。
このように女性は出産のために女性ホルモンでコレステロールからも守られているのですね。

骨粗鬆症(こつそそうしょう)


閉経とともに女性の骨密度が急激に低下します。これも女性ホルモンと関係があり、50代で骨粗鬆症の発生頻度が男性を抜き、女性が高くなります。


posted by セリ at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 更年期 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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