2007年06月24日

更年期の月経異常

更年期障害の症状として、まず例外なくどなたにも現れるのが月経異常です。月経の周期が乱れることで、更年期を疑うことになります。

更年期の初期には、通常、月経の周期が短くなり、その後、だんだん伸びるようになります。40日周期、60日周期となってやがて閉経に至ります。

更年期の目安としての月経異常が始まる年齢は個人差が大きいのですが、あくまでひとつの目安として、開始年齢が45歳、閉経年齢は50歳が最多であるといわれています。

ですから、20代や30代で月経異常が始めるのは、それこそ異常なのですが、最近はこのような若年性更年期が増えているようです。仕事や離婚などのストレスが原因かもしれません。


月経周期の異常


40代に入った女性は、ご自分がいつ更年期を迎えるのかとても不安だと思います。
月経周期の異常は、これも個人差があって一概にいいにくいのですが、月経周期がそれまで順調な方であれば、急に月経周期が早まったり、遅れがちになったり、間隔がばらばらになったり、月経の持続日数がバラついて2〜3日のときもあれば、2週間も続くケースもあります。出血の量は減る人もいれば、増える人もいます。
このような兆候が続くようなら、更年期が始まったと考えていいでしょう。ただ、子宮がんによる不正出血なのか、子宮筋腫、甲状腺や下垂体の病気による月経異常なのか区別がつきませんから注意が必要です。『もしかして、更年期? 更年期の自己チェック』をチェックして、気になる点があればすぐ婦人科または東洋医学のクリニックをお尋ねください。

月経周期とともに現れる諸症状


月経異常と前後して、さまざまな症状が現れる方が大半です。突然に顔がカーッと熱くなったり、手足が冷えたり、発汗や動悸、不眠、イライラなどの諸症状です。
なぜ、こんなにもさまざまな症状が出るのでしょう? それはすべてエストロゲン(卵巣から分泌される女性ホルモン)が急激に低下するためです。これを補おうと卵胞刺激ホルモンがたくさん分泌され、2つのホルモンのバランスがくずれるため、「自律神経失調症」が起こるのです。主な症状は次の通りです。

血管運動神経系: のぼせ、ほてり、冷え、動悸、頻脈
精神神経系: 頭痛、めまい、不眠、耳鳴り、憂うつ感
消化器系: 食欲不振、便秘、腹部膨満感
運動器官系: 肩こり、腰痛、関節痛、背筋痛
消泌尿器生殖器系: 頻尿、残尿感、血尿、月経異常、性欲低下、性交痛、外陰掻痒感
知覚神経系: しびれ感、知覚過敏、蟻走感、掻痒感
消化器系: しみ、しわ、湿疹、発汗、口内乾燥、眼球乾燥、唾液分泌異常、舌痛症

症状の現れ方の個人差


どの症状がどの程度現れるかは、著しく個人差があります。また、症状は一定せず、症状の現れ方にも波があります。これを「不定愁訴」といい、更年期障害の大きな特徴です。
これほどさまざまな症状が出ても、病院で検査をされたら原因となる病気は見つかりません。
症状が強く出るのは、その方の受けているストレスの程度や性格、体質などに依存します。まったく自覚症状がないまま閉経を迎える方もいます。症状が重くて治療が必要な人もいます。エストロゲンの減少が急激な方、以前から自律神経が失調気味の方は、症状が重くなりがちです。さらにきまじめで完璧主義の人、ストレスに弱い人も症状が重くなりやすいようです。


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2007年06月21日

更年期障害の症状

更年期障害の症状の表れ方は個人差がとても大きく、まったく更年期障害の自覚症状がないまま閉経を迎える人もいれば、更年期障害の症状が重くて治療を必要とする人もいます。

このように症状の表れ方に大きな個人差を生む要因は、3つあります。

まずは女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの量の低下がゆるやかか急激に起こってくるかの差です。また、卵巣をはじめ各器官がこのような女性ホルモンの変調に対して適応する能力にも差があります。

次にメンタルな面です。性格的にきまじめな方人、ストレスへの対応が弱い方は、更年期障害の症状が重くなりやすいのです。自律神経が失調気味の方も症状を悪化させやすくなります。

最期に環境の大きな変化です。これもメンタルなストレスといえますが、更年期を迎える時期というのは、人生においても大きなターニングポイントであり、こどもの独立や親の介護や死去、夫の定年などさまざまな人間関係が大きく変動し、このことが契機となって落ち込み、更年期障害を益々重くしてしまう方もおられます。

それでは更年期障害の具体的な症状を見ていきましょう。


月経異常


これが最初に現れる更年期障害の兆候です。一般的には40代で症状が出ますが、最近はもっと若い方でも発症します。
月経周期が25日以下と短くなり、月経と月経の間に不正出血が認められ、なかなか出血が止まらないこともあります。その後、今度は逆に周期がだんだん長くなり、閉経に至ります。一般には1年以上月経がなければ、閉経と判断します。

自律神経失調症状


女性ホルモンが減少すると、自律神経に乱れが生じやすくなります。このような状態での典型的な症状が、のぼせと発汗異常(気温と関係なく汗が出る)です。ときには動悸やめまい、脈の乱れを伴うこともあります。手足の冷えや耳鳴り、ほてり、冷え、不眠、頭痛、肩こり、腰痛、倦怠感、頻尿、膣炎、膀胱炎、性交痛なども多い症状です。

精神症状


これも自律神経の不調が引き金となるのですが、更年期障害の症状のために益々ライラしたり、クヨクヨしたり、気分が落ち込んでうつ状態になるなどの精神症状も更年期に現れやすい症状です。最近になって認知症と女性ホルモンとの関係も解明されつつあります。放置すると怖い症状です。

動脈硬化、脳血管障害


女性ホルモンが分泌されている間、女性の血中コレステロール値は低く抑えられます。ところが、閉経とともにコレステロール値が急上昇するのです。このことが引き金となり、40代以降の女性に動脈硬化や心筋梗塞、脳血管障害が急増します。物忘れ、記憶力の減退、認知障害などへとつながります。
このように女性は出産のために女性ホルモンでコレステロールからも守られているのですね。

骨粗鬆症(こつそそうしょう)


閉経とともに女性の骨密度が急激に低下します。これも女性ホルモンと関係があり、50代で骨粗鬆症の発生頻度が男性を抜き、女性が高くなります。
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2007年06月09日

もしかして、更年期? 更年期の自己チェック

閉経前後の10年間。これが更年期の期間です。閉経の前後には女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの量が低下します。この影響で、女性は心身ともに不安定となり、いわゆる更年期障害を迎えることになります。

ただ、更年期障害は個人差が大きく、ほとんど更年期を感じないで閉経を迎える方もおられますし、重い方では精神面での不安感だけではなく、ほてりやのぼせ、発汗、頭痛などの症状を呈する方も多いのです。


更年期障害とは


更年期を迎える時期は、一般的には40歳すぎから55歳ぐらいまでです。もちろん個人差がありますし、最近はもっと若い世代に更年期障害の症状が表れることもあり、「若年性更年期障害」と呼ばれます。このように、あなたにいつ更年期が訪れるかは、はっきりしないのです。

また、更年期を女性は誰もが迎えなければならない一過性のもので、がまんをしていれば通り過ぎるもの、と認識されている方も多いのではないでしょうか。これは間違いです。重い更年期障害を放置すると、やがて骨粗鬆症や動脈硬化、認知症へと進み、手の施しようがなくなっていまいます。

更年期をどう過ごすかで、あなたが豊かな老後を送れるかどうかが決まります。さまざまな更年期に起こる症状を抑えるだけではなく、更年期というステージをきちんと理解して正しい対処を心がけてくださいね。

更年期の自己チェック


次の項目にあなたはどれくらいあてはまりますか?

1. 腰や手足が冷えやすい
2. 寝つきが悪い、眠りが浅い
3. 息切れ、動悸がする
4. 怒りやすく、イライラする
5. 顔がほてる
6. 汗をかきやすい
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7. くよくよしたり、憂うつになる
8. 頭痛、めまい、吐き気がよくある
9. 疲れやすい
10. 肩こり、腰痛、手足の痛みがある

該当する項目がないか、あっても1つだったらまずOKです。今の生活を続けていいでしょう。上手に更年期を過ごされてます。

該当する項目が2〜3つある場合は、要注意です。食事に気をつけよく運動して日常生活も無理をしないこと。

該当する項目が4つ以上ある場合は、更年期外来を受診してください。治療が必要かもしれませんね。

なお、該当する項目が1.〜6.に集中してるという場合は、要注意です。たとえ、2〜3つでも気になるようなら診察を受けられるようおすすめします。

更年期障害の症状


更年期の症状は個人差が大きいのですが、一般的にいうと、月経が頻繁にくる、不正出血が多くなる、顔がほてる、のぼせ、異常発汗、動悸、めまい、息切れ、倦怠感、不眠、イライラ、憂鬱、頭痛、性交痛、膣炎、高脂血症、高血圧、腰痛、関節痛、骨折など多岐にわたる症状が表れます。

なお、若年性更年期障害は閉経ではないのですが、更年期と同じような症状が表れます。最近では10代、20代の女性に増えているそうです。ホルモンのバランスの崩れが原因ですが、放置すると月経が止まったり、不妊症になりやすいなど、さまざまな障害が発生します。
posted by セリ at 14:39| Comment(0) | TrackBack(2) | 更年期 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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